つかみどころのない人の魅力

恵比寿の東京都写真美術館に行きました。

女性や海や野良犬を撮るのが好きな大橋仁さんのトークショーがやっていました。

「恥はかかなきゃ損だ」とおっしゃっていて、恥をかきたくない自分に気付きました。

しかも彼は女性器や風俗嬢をモチーフにする人。

私はまだまだ保守的だなと思いました。



トークショーで大橋さんが客に飲みに行こうと提案して、いきなり飲みに行くことになりました。

なんの前触れもなく、初対面の人たちが集まりました。

なんて自由なんだ、芸術家という者は。

せっかくなので付いていきました。



大勢の前では過激なことを言う大橋さんは、少人数で話すと丸くてかわいらしかったです。

人前と少人数でキャラが変わるのは、自然なことなのかもしれないと思いました。

逆にそれが魅力的だったりします。

相手がわからないからこそ、知りたくなる。

どれが本心かわからないような多面的な人って、難しそうだけど、それ自体が魅力的なのかもしれない。



私はつかみどころがないって言われるけど、やりかた次第で長所にひっくり返るのかもと思いました。