おばけになりたい

就職活動。
私は一体何になるんだろう？




就学前は、おばけになりたかったです。





イチローの小6の作文には、
「僕は３才の時から練習を始めています。３才から７才までは半年くらいやっていましたが、３年生の時から今までは、３６５日中３６０日は、激しい練習をしています。」
なんて書いてあるけど、私は小学生になっても365日中300日くらい一日最低2時間以上は絵を描いたり何か作ったり形を観察したりしていたわ。
絵は授業中に描けるから2時間以上なんて余裕。
友だちと遊んでいるはずの時間も、気付いたら地面に絵を描いたり、空を眺めておもしろい形を探したりしていたわ。
遠出するときはスケッチブックと折り紙を欠かさず持っていってたわ。車で絵を描いて、乗り物酔いをしたら折り紙。
すげー執着心。

なんか、現実では表現できないような美しい景色・人・空想動物が好きだった。
小2のころ好きだった色は蛍光色。現実離れした色じゃん。
今も見惚れるのは現実離れ世界。
最近は人間とか地球の感情を表現したものも好きになってきた。
ん？
美しい景色は地球の感情か。
結局今も昔も一緒だ。



そして小3くらいから占いに興味を持ち始めました。
サイン帳はやったよね。
クラスの子の誕生日・血液型・好きな色の情報を集めて、相関関係がないか調べていました。
周りには理解されがたい趣味だと思っていたから、隠してました。
ちなみに90日サイクルが出てきました。
東洋の代表的占い四柱推命に60日周期があるから、いい線ついていると思う。
誰がなんと言おうと、占いは当たると思います。




小6くらいのとき、占いの延長線で、心にも興味を持ってきました。
きっかけは多分エゴグラム。
心理テストが面白くて仕方なかった。
項目にチェックしていくと、見えてくる自分。

中学生のとき出会ったのがエニアグラム。
「9通りの囚われ」
人ってこんなに違うんだ！って感動。




おばけになってどこかへ飛んでいきたい。
現実を超越した絵の世界。
自分の意図とは関係なく告げてくる占い。
人の数だけある心の世界。



なーんだ。
私は目には見えない神秘的なものを見ることが好きなんだ！



高2まで理系志望でした。
理系職でやりたかったことは、新しい生き物をクリエイトすること。
それか、脳の解析。
結局神秘的なものが好きなんだ。

なぜか来てしまった商学部。
なんでだっけ？
思い出した。
一橋は学部の壁がないから一橋にしたんだ。
学部の唯2つのAは、ゼミの先生の授業と、学部なのになぜか心理分析の授業。
お金とかマネジメントとか苦手だわ。
潜在的に相当苦手だから、携われてよかったわ。



おばけになりたかった頃と変わらないじゃん。
自分の好みがわかって、すげーうれしい。